応用化学科度同窓会の歴史
工業化学科同窓会の設立
1958年(昭和33年)に工業化学科同窓会が設立された。
当時は、就職難時代で就職先を探すのに4年生は、大変苦労されたが、第1回卒業生の中田常雄先生(第1回生、1953年卒業)が親身になって世話されたことが縁で、中田先生とともに、多くの卒業生が協力されて同窓会が設立された。初代会長は中田常雄先生が就任された。そして現在まで、以下に示した10人の方々が代々会長を務められた。
初代 | 中田 常雄(1953年卒) | 1958年~1959年 |
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2代 | 牧 吉雄(1953年卒) | 1960年~1963年 |
3代 | 大西 龍介(1955年卒) | 1964年~1966年 |
4代 | 山根 省三(1956年卒) | 1967年~1971年 |
5代 | 小野田 明生(1957年卒) | 1972年~1980年 |
6代 | 島村 周作(1957年卒) | 1981年~1996年 |
7代 | 白川 勇(1960年卒) | 1997年~2004年 |
8代 | 秋山 堯(1959年卒) | 2005年~2008年 |
9代 | 村上 和雄(1968年卒) | 2009年~2015年 |
10代 | 内海 順夫(1976年卒) | 2016年~ |
学内の先生方 松野清一(1958年卒)、石和田義光(1958年卒)、阿部二郎(1960年卒)、宮崎 信(1960年卒)、齋藤好雄(1963年卒)、および大石克嘉(1986年卒)の諸先生方には陰で支えて頂いた。先生方のバックアップなしには、同窓会の存続はあり得なかった。
応用化学科同窓会の最近の活動
- 1.活動の概要
2004年3月 |
同窓会名を、「工業化学・応用化学科同窓会」から 「応用化学科同窓会」に改称 |
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2005年10月 |
応用化学科同窓会 同窓会報創刊 (2015年5月までに第14報発行) |
2008年11月 | 同窓会創立50周年式典(ドームホテル於) |
2010年11月 | 応用化学科同窓会主催 講演会始まる(例年白門祭にて開催) |
2013年1月 |
中央大学学員会に支部として承認される。 名称「白門応用化学科同窓会支部」 |
2014年1月 | 中央大学理工学部応用化学科同窓会ホームページ開設 |
2015年現在 | 卒業者数 約9200名 |
- 2.同窓会報の発行
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年2回、現在までに14号発行されている。現在15号編集中(2015.11)。
卒業生の皆様の同窓会報への投稿を。
掲載内容- ・理工学部・応用化学科の現況報告、現役学生への同窓会活動の広報
- ・卒業生の社会貢献
- ・応用化学科教員の活躍、研究室の紹介
- ・現役学生の学会活動、社会活動の報告、就職支援
- ・卒業生の親睦会紹介
- ・その他
- 3.応用化学科同窓会主催 講演会開催
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2010年から応用化学科主催の講演会を白門祭に行っている。これまでに6回開催、恒例となっている。
2010年 | 北野 大氏(明治大学教授)「地球温暖化と新しいライフスタイル」 |
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2011年 |
谷津龍太郎氏(環境省大臣官房、元環境省事務次官) 「東日本大震災と環境政策」 |
2012年 |
杉本八郎氏(同志社大学脳科学研究科教授、中央大学客員教授、1969年卒) 「アルツハイマー病の治療と予防について」 |
2013年 |
赤尾祐司氏(シチズン時計(株)化学応用課長、1987年卒) 「化学の力で未来を築く」 |
2014年 |
田島秀二氏(プレシジョン・サイエンス・システム(株)代表取締役社長1974年卒) 「バイオベンチャーの起業からジャスダック市場への上場まで」 |
2015年 |
内海順夫氏(元サーモフィッシャーサイエンテイフィック デイレクター,1978年修士修了) 「外資系企業に勤務して思うこと-国内企業との違い」 |
- 4.応用化学科同窓会の今後の活動構想
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・現役学生諸君への就職ための教養講座
・同窓会主催の見学会
(工場見学会)・海外出転勤時の現地情報収集先の紹介
現在、同窓会主催の工場見学会は実施していないが、中央大学技術士会・CO2環境対策技術研究会主催の工場見学会に多数の応用化学科同窓会卒業生・学生が多数参加している。
中央大学技術士会は、中央大学卒業で技術士である方々で構成されている団体である。理工学部学生への技術士取得ための指導など活発な活動をしている。工場見学参加希望、見学開催の確認等は、内藤幹事長にお尋ねください。
CO2環境対策技術研究会 幹事長 内藤堅一 e-mail kenichi.naitou@kyj.biglobe.ne.jp
活発な同窓会活動を進めるために、同窓生の皆様からのご提案、会報へのご投稿、ご要望をお待ちしています。